MATH 07| PROBLEM SOLVING
WHAT IS IT?

・課題認識
何が課題かを特定するスキル。更に課題の優先順位を整理する力
・思考力
これまでの6つのコアスキルを使った課題を解決するための思考力
・挑戦する心
課題解決をあきらめない気持ちが、解決のアイデアをひねり出す
Problem Solving(問題解決)は、これまで紹介したNumber Sense(数字感覚)、Representation(数の再現)、Spatial Sense(空間認識)、Measurement(計測)、Estimation(推計)、Patterns(パターン)の基礎スキルの応用です。幼児期の成長は昨日できたことが、今日できなくなったり、あるいは急にできたり、とそのメカニズムは現代科学でも解明しきれていませんが、これら基礎スキルと応用は相互に影響しあいながらそのスキルが高められていく、という理解が欧米では一般的です。日常生活において、数学的な問題解決が必要なシーンを親はお子様に教えてあげましょう。そうすることで、日常生活の中でより多くの「問題」にお子様は向き合うことが可能となり、それだけこうしたスキルを身につけるチャンスが増えることになります。また、解決できた場合は、「どうしてそう考えたのか?」「もう一度見せてみて」などたずねて解決手法を聞いてあげてください。それにより、お子様は自分で出来た、という自信にも繋がります。もしも、解決できるのが難しそうであれば、ヒントをあげたり、答えを親自ら示してあげてください。もちろん、その場合は、なぜそうなのかを親自身の言葉で説明してあげましょう。こうした経験を親子で積み重ねることで、親子だけの日常生活の発見や問題解決の大切な「体験」になります。
遊び方の例
・HEMPSでとにかく高く積み木を積んでみよう
・HEMPSでとにかく高得点のHEMPSスコアを出してみよう
・HEMPSでいろんな動物をつくってみよう
・HEMPSやおうちにある玩具と組み合わせていろんな世界を表現してみよう