MATH 04| MEASUREMENT
WHAT IS IT?

・標準計測
例 時間、重さ、高さ、長さ、気温、スピードなど日常生活で使われるユニット(単位)を基準にした計測
・非標準計測
例 割り箸、クリップ、指、歩幅などを基準にした計測
・適切な計測種類と計測方法の理解
例 時間は時計、気温は温度計、長さは物差しなどの計測対象と計測方法の理解
定量的・定性的という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。何かを分析したり、判断したり、推測したりするうえで定量的にものごとを捉えることは数学で必須のスキルとなります。Measurement(計測)スキルが身につくことで、幼児期に「発見や気付き」が連続します。定量的に物事を捉えるという科学的探究心の基礎が自然と身につくことになります。たとえば、スクールや保育園で毎日同じ時刻に出発しているのに、8:24に到着する日もあれば、8:30に到着する日もある。Measurement(計測)の概念がきちんと身についていれば、この6分の差はどうして生まれたのか?歩くスピードなのか、止まった信号の数なのか、曜日のせいなのか、こうした次の疑問やなぜ?を考えるきっかけになります。帰納や演繹という言葉をご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。数学はまさに帰納や演繹を繰り返しながら、物事の事象を数式化したり、数式から物事の事象を説明したりする学問ですが、Measurement(計測)がなければこうした探求が成り立たないのもよく理解できると思います。
遊び方の例
・異なる長さのものを、いろんな玩具で測ってみよう
・長いもの、小さいもの、重いもの、軽いもの、を分類してみよう
・スクールとスーパーどっちが近いかあててみよう
・外出時に気温を聞いてみよう
・複数の大きさの歯車を組み合わせて歯車を動かしてみよう
・時計の秒針が1周回るのを、一緒に数えてみよう
・リビングからトイレまでの歩数を数えてみよう
・ 部屋の中から一番軽いものを持ってきてもらおう